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人質は350万キロリットルのビールだ―業界のガリバー・日之出麦酒を狙った未曾有の企業テロは、なぜ起こったか。
犯罪が犯罪を呼び、増殖し続けるレディ・ジョーカー事件。犯人たちの狂奔と、それを覆い尽くす地下金融の腐臭は、いつ止むのか。
第10回小説すばる新人賞受賞作。文章は軽妙にしてユーモアに満ち、話は風刺の力にあふれて爽快であり、近ごろ稀な快作である。
時代祭の行列が、京都御所の建礼門を出発してしばらくした頃、紫式部に扮した祇園の豆香こと大原美子が毒殺され、袖口から赤い舞扇が発見された。
黄金期パズラーの名作。4月13日正牛、おまえは死ぬ―著名な外科医カッター博士に届いた不敵な犯行予告。
山口地方裁判所下関支部の刑事法廷では、身代金誘拐・殺人被告事件の審理が行われていた。被害者は小学校四年生の若林博之。
二十年前の猛吹雪の朝、小樽郊外のオタモイ海岸に、男性の水死体が打ち上げられた。
ロンドン発の郵便列車から五百万ポンド(約50億円)が盗まれた!―英国情報部は、アメリカの秘密結社ブラック・モスク党の仕業と睨み、破壊活動班員・伊達邦彦を送り込んだ。
「日下千尋を誘拐した!鬼無里村へ来い」指示どおり、ひとりで出かけた麻衣子が辿りついたのは、いまは亡き劇作家の山荘。
仁木悦子、新章文子、南部樹未子、小泉喜美子、戸川昌子、藤木靖子、夏樹静子、井口泰子、山村美紗、皆川博子、栗本薫、青柳友子、斎藤澪、13人の女性作家だけによるミステリー・アンソロジー。
小池真理子、山崎洋子、宮部みゆき、新津きよみ、乃南アサ、黒崎緑、今邑彩、関口芙沙恵、篠田節子、若竹七海、加納朋子、桐野夏生、近藤史恵、柴田よしき、永井するみ、15人の女性作家によるミステリー・アンソロジー。
闇を裂く一発の銃弾が、眠っていた記者魂に火をつけた!エイズ患者を扱ったドキュメンタリーでピューリツァー賞を受賞したものの、記事が捏造であることが発覚し、職を追われた新聞記者のジャスティス。
十手架とは?美しき姉娘は無残にものどを突く。熱血漢原胤昭は、十字になった十手をかざして悪に挑むが…。
遺言状に残された見知らぬ三人の男女の名前。しかも父はそのうちの一人を結婚相手に指名していた。
東北の夢野市に、美人のボス・ネロ抜きで、ボクたち5人の電子探偵団は3泊4日のミステリー合宿にでかけた。
春団治(はるだんじ)刑事長(デカチョウ)こと岩切鍛冶は、組織や規律だけを重んじる警察の体質に刃向かう大阪府警の一匹狼だ。
百年近く生きたお祖母ちゃんの死とともに、その魂を受け継ぎ、「救い主」とみなされた新しいギー兄さんは、森に残る伝承の世界を次々と蘇らせた。
今日も今日とて披露宴帰りに謎解きを始めた猫丸先輩。新聞記事につられて現地へ赴くこともあれば、あちらの海では船頭修業。
第二次大戦直前、世界中にキナ臭い空気が漂う1935年。左翼運動に挫折しパリにやって来た、子爵家出身の日本人青年がいた。
誘い込み、搾り取り、骨抜きにして、するりと姿を晦ます女。次なるターゲットを求め、闇の中で眼を光らせている女。
青山の洋書専門店に勤める木部比呂子は、デートのために借りたマンションで愛人を待っていた夜、真上の部屋で女の悲鳴を聞いた。
平家の隠し財宝か、海賊キッドの略奪品か?奄美大島の北海上に浮かぶ実在の島「宝島」に伝わる財宝伝説―その黄金色の夢に憑かれた民俗学者・冠鳥一二三の遺言をもとに、宝探しの一団が豪華クルーザーを仕立てて宝島に繰り出した。
家出した妻の居所を探りだしてくれ。十五年ぶりに現われた旧友のビリーが、ニックに調査の依頼を持ちこんだ。
晩秋の高山で法事を終えて帰京したばかりのOLが自宅で殺された。
第二次大戦下のイギリスで研究活動を続けていたアメリカ人医師マークは、老獪なイギリス軍人の策謀にのせられ、ある極秘作戦に加わることになった。
Abandoned at birth in adjacent train station lockers, two troubled boys spend their youth in an orphanage and with foste
高原耀子は、仕事熱心で優しい夫と五歳になる息子と三人で幸福な生活を送っていたが、ある日突然、夫の浩一が失踪する。
ロサンジェルスで上流階級の女相手のセックス・パートナーとして定職ももたず気ままな生活をしていた弦間康夫は、日本へ帰る飛行機の中で、若い女性と出会った。
敗色濃い昭和二十年の初夏、関東近郊に住む商業学校の新入生・渋江夏生はクラスメート四人で、近くの洋館を探検に。
都内のデパートから文具メーカーに振り込まれるはずだった売掛金が銀行オンラインを駆使した巧妙な詐欺によって奪取された。
眠らない街・新宿の路上生活者たちは、社会の束縛を嫌い自ら自由を選んだ人たちだ。その彼らが出会う様々な事件。
切断された女の首は、巨大な人面疽のように腹に埋め込まれていた!深町警部補はギリシア神話に出てくる女面鳥体の怪物ハーピイと死体の関連を天才舞台演出家に訊くが、彼は「ハーピイには姉妹がいる」と第二、第三の惨劇を予言した。
「蓬莱山の黄金、鬼道の力、そして空海の秘宝“四殺”を手中にした者が覇者となる」関東広域を、震源のない異様な大地震が襲った。
第二次世界大戦も終局を迎えつつあった1944年、劣勢のドイツ側にとって最大の焦点は、連合軍のフランス侵攻、その時期と上陸地点の特定だった。
ついに、極秘の建築計画「マルベリー作戦」設計図の奪取に成功したキャサリンは、イギリスを脱出すべく、Uボートの待つ北海沿岸へと向かう。
犯罪は、たくさんの「嘘」の上に成り立つ。最初の嘘をつぶすために、次の嘘。
夫は花になど興味がないが、秀明は「紫陽花の花が咲き始めましたね」と言ってくれた。
MM‐八八菌―実験では、摂氏五度で異常な増殖をみせ、感染後五時間で九十八%のハツカネズミが死滅!生物化学兵器として開発されたこの菌を搭載した小型機が冬のアルプス山中に墜落する。
テレポート装置の発明で、人類の他星系への植民が始まった。
連続する放火と殺人の謎!過去からの手紙が高校生殺人事件の封印を解き放った。注目の新人が放つ書き下ろし叙述ミステリ。
多摩川の河原で、男の死体が発見された。男は中国人で来日直後、M商事課長を訪ねていた。
「彼女を殺したやつが誰だろうと、必ずこの手で殺してやる」―殺された恋人の復讐を誓う男の非情さを描いたハードボイルド・タッチの表題作「夜が待っている」をはじめ、日中戦争時の上海を舞台にした詩情漂うスパイ小説「赤いハトが死んだ」、障害者施設の取材を最後に失踪し
「謎の原稿「さよならの殺人」が、私を過去へ引き戻した…」1980年11月最後の日曜日、大学自治会長森山が殺された。
遺書さえものこさずに自殺してしまった姉が、いたずらに鉛筆で紙に書き散らしていた“クライン・キャット”という謎めいた文字。
十数人に及ぶ人命が易々と奪われた、あの怪奇的で残虐な、血みどろの「人狼城殺人事件」―背後には悪魔以上に怪物的な犯人が必ずいる!美貌と無類の知性で難事件を解明する名探偵二階堂蘭子は、義兄黎人とともに、この超絶的事件解決のため一路欧州へ。
新宿・職安前の託老所は、居場所のない老人たちを日中だけ預かる施設。そこでは入所者の首吊り自殺が立て続けに発生していた。
日本人が知らずにいた悠久3000年の歴史の謎をいま、ひもとく。
日常の日々の中で人間の喜怒哀楽は増幅されていく。ある日、その感情が殺意に変わったとしたら…。
日本海の公海上で米情報収集艦が北朝鮮に拿捕された。次つぎに射殺されてゆく人質の乗組員たち。
湾岸戦争でいわくつきの極秘任務に携わったメイス中佐が、米軍初の女性戦闘機パイロットであるファーネス少佐のいる予備役部隊に赴任してきた。
この物語の舞台となるのは、現代の機械文明が出現する以前、あるいはそれが滅び去って長い年月がたった、自然のままの丘陵地に囲まれたある村。
宇宙歴800年、新帝国歴002年。奪われたイゼルローン要塞を取り返すべく、皇帝ラインハルトは兵を向けた。
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